ドライアイ
ドライアイは目の表面が乾燥する病態です。症状としては、ごろごろする、乾いた感じ、かすんでみえる、夜中や朝起きた時に眼が開けづらいなどがあります。
目の表面は、常に涙に覆われており、目の乾燥を防いだり、細菌などが目の内部に侵入しないよう守ってくれています。涙の分泌量が減ってしまったり、涙に含まれる保湿成分が減って蒸発しやすい涙になることでドライアイを発症します。

黄色い帯状の細かい点は眼のドライアイにより角膜についた傷です
治療法
①点眼液による治療
ドライアイの場合、多くは、適切な点眼薬の処方を受けることで、症状のコントロールが可能です。
眼に水分を補給する点眼液、涙の質を高める点眼液、炎症を抑える点眼液などを状況に応じて使用します。

②涙道閉鎖による治療
点眼薬でも、ドライアイの症状がコントロールできない場合には、涙道閉鎖が適応となります。
これは、涙の流れていく涙道を閉鎖する方法です。
新百合ヶ丘眼科では、健康保険の適応される2つの治療法を行っています。
1. 涙点プラグ
涙点の部分にシリコーン製プラグを挿入することにより、眼内貯留涙液量の増加を目的とするものです。
症状に応じて、上または下の涙点、もしくは上下両方の涙点閉鎖を行います。

2.キープティア
涙点から涙が鼻の方へ流れていく涙小管に、液状のアテロコラーゲンという特殊なコラーゲンを注入する方法です。
アテロコラーゲンは、低温では液状ですが、体温付近では繊維化がおこりゲル形成を行い涙小管を閉鎖します。この方法は、涙点プラグのように肉芽形成や涙小管炎などの合併症の心配がなく、また、プラグでおこるような角膜や結膜への接触による異物感などの不快感もない優れた涙道閉鎖法です。

